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試合出場に対するチームの考え

 

 

<試合での考え方>

 サッカーは11人対11人の真剣勝負です.言い換えると,ゲーム中は一チーム11人しか出場できません.チームを代表して出場するからには,プレーヤーは全力を出して戦い,得点,勝利を目指す事は言うまでもないでしょう.そして,大いに楽しんで頂きたい,チャレンジして頂きたいと思います.失敗は大いに結構.その後取り戻せば全く問題ありません.

 

<大学での重要な試合>

 大学一種登録しているチームにとって重要な試合は,以下の三つです.

大学リーグ戦(全日本大学選手権)

総理大臣杯

天皇杯

もっとも優先順位の高いのは,インカレに繋がる大学リーグでしょう.また所属するリーグ戦の一部,二部という名称は,そのチームの「格」を示すと考えても良いでしょう.当部は現在,関東リーグ二部の下,埼玉県大学リーグ一部に所属しています.全国的に見て,関東リーグのレベルは最高峰です.埼玉県のレベルは低くはありません.

 大学生のための冠大会として,総理大臣杯(春)があります.天皇杯は日本一のチームを決定する試合で,第2種登録以上のチームが参加できます.これら三つの大会は,トップチーム(18名)で挑みます.ぜひ,トップのメンバーは,上記の時期にはサッカーに最大限の努力をして頂きたいと思います.もちろんサテライトのメンバーにもチャンスはあります.

 

<練習と学生生活>

 さて,大学生は勉学が第一であり,部活動は人間,人格形成の場であります.授業で練習に来ることができない,豊洲だから練習に参加できない等,個人により様々な事情があることはお互い様であり,認めなければなりません.また本学は非常に宿題が多く、自主学習は必ず必要となってきます。でも、時間の使い方を上手にすれば大丈夫です。週数回の練習のうち,最低限は顔を出すことを求めたい.コミュニケーション,味方同士のコンビネーションという意味でも必要不可欠であります.加えて,練習に参加できなかった分,自主的なトレーニングをしておくことは当然のこととして,努力して頂きたい.もしくは,練習に参加できなかった分,友達同士誘いあい,自主練習するのは非常に良いことだと思います.

 

<選手選考>

 さて,試合出場に対する考え方ですが,練習に来る、試合に来るプレーヤーを優先したい.しかしながら,練習の参加率だけで先発メンバーを決めるのなら,出席簿があれば監督が勤まります.出席率に加え,戦術の理解度,オフザボールの質,個人スキルであるプレーの質,持続力,スピード,ポジション適性など,数値化できないものを指導者とキャプテン,副キャプテン等が合議制で判断していきます.交代カード4枚は使い切ることを方針とします.極力,多くのプレーヤーに出場の機会を与えたいと思います.

 なお,自分がどのポジションをやりたい,やってみたいという希望は,監督,コーチ,キャプテン,副キャプテン等に申し出て欲しい.チャレンジすることは大いに歓迎である.

 

<今このときを大切に!>

 ヒト(生物学的にはカタカナで表記します)の成長は,20歳程度で完成されます.すなわち,皆さんは今が最も体が機能する時です.人生において様々なことが可能になります.でもお金はないでしょう.この時に真にすべきことは何でしょうか?答えはぜひ皆さんで探してください.

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